新型コロナウイルスの流行により、マスクを着用することや手洗い・手指消毒を行う機会が多くなっています。
みなさん、肌荒れやあかぎれなどの肌トラブルは大丈夫ですか?
今回は、肌トラブルについてお話させていただきます。
1、しもやけとは
寒さや冷えなどからくる血行不良が原因で起こる炎症のことです。
別名を「凍瘡(とうそう)」といいます。
特に手先や足先、耳、鼻などの細い血管が集まる身体の末端部で多く発症します。
症状としては…
皮膚が赤く腫れたり、むずがゆくなったりするのが特徴です。
2つタイプに分けることが出来て、樽柿型と多形紅斑型があります。
樽柿型:手足全体が赤紫色に腫れるタイプ。子どもに多くみられます。
多形紅斑型:赤い円形の発疹ができるタイプ。大人に多くみられます。
しもやけは、凄く寒いときよりも気温5℃前後の環境や昼夜の気温差が激しい時に起こりやすいのが特徴です。「寒い」と「暖かい」の刺激を繰り返すことで、
血管の収縮や拡張が繰り返され、血液の循環障害が起こることで発症します。
近年では、気温の変動が激しいことや暖房設備の充実によって、屋内外の気温差が大きくなっていることも、しもやけで悩む人があまり減らない理由と言われています。
2、あかぎれや凍傷との違いは
① 凍傷
気温−4℃以下の氷点下に長時間さらされることで身体の組織が破壊されてしまうものです。
身体の組織が凍結することで血行が途絶えてしまい、その部分が壊死してしまいます。
このような状態になってしまうと外科的な処置が必要になります。
② あかぎれ
「寒さ」と「空気の乾燥」による皮膚のひび割れによって起こる症状です。
ひび割れが深くなり、割れたところが赤く見えたり、痛みや出血を伴うものを「あかぎれ」と呼びます。
皮脂腺の分泌が少ない手指に多く、踵部に起こることもあります。
寒さだけではなく、洗剤やシャンプーなどを毎日使い続けることによる刺激や水仕事、慢性的な皮膚炎、老化、水虫などが原因で起こることがあります。
3、予防法
できるだけ保温に努め、手足や耳などを長時間外気にさらさないようにしてください。
血液の循環をよくするため、入浴時に手先や足先のマッサージを行ってみてください。
ただし、温まることでかゆみが増すことも多いため、注意が必要です。
水仕事が多い場合は、ゴム手袋を使用し、水に触れたあとは乾いたタオルでしっかりと水気を拭き取り、手指消毒などを済ませたら、油性クリームを塗って保湿してあげることが大切です。
今の時期は花粉の飛散も多くなってきて、花粉症で悩んでいる方も多くいらっしゃると思います。
最近では、長時間マスクを着用することで、皮膚の表面を傷つけてしまい、そこから花粉が体内に入ることによって皮膚が炎症を引き起こしてしまうことも多くなってきているようです。
新型コロナウイルス感染予防のため、マスクの着用や手洗い・手指消毒などは今後も継続して行っていかないといけない状況が続いています。
感染予防も大切ですが、このように感染対策を行うことで引き起こされる肌荒れやあかぎれなどの肌トラブルを予防するためにも日頃からできることをしっかりと行っていき、肌荒れしていないキレイな肌で過ごせるといいですね!!




